卯月 朔日

4月になりました。

新年度を迎え心機一転、スタートを切った方もいらっしゃることでしょう。

先行きを案ずるかのような寒い朝を迎えています。

桜の便りに浮かれていた気持ちを引き締めよという事でしょうか。

さて、日本人が桜に限らず折々の花の咲くことを殊の外喜ぶのは何故かという事を今朝のテレビで聞きました。

日本には四季が有り、桜に限らず、その時その時の花の咲くのを見ることで、気持ちの共有ができるからではないかという事でした。

家族や友人と一緒に眺めることで、楽しい気持ちや時間を共に過ごすことの喜び。

たとえ一人で眺めてもその美しさに心を高ぶらせたり慰めたり。

その場に居合わせた人と美しさを共有できる喜び。

花を見た事を後で共有することで、その時一緒にいなくても心を通わせることが出来たり、という事かなと感じました。

花の咲いているのも眼に入らないほど忙しくしている人もいるのでしょう。

そういった人にこそ咲いていることを伝えたいですね。

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