春の足音

花まつりも過ぎ、朝晩は寒いですが昼間の日差しはすっかり春です。

毎日草木の新芽が大きくなり、花のつぼみが膨らみ咲き始め、燕が飛び、という様子を眺められるのは

幸せなことです。

花粉だってその営みの中では自然のサイクル、迷惑に思うのは人間のわがままというものですね。

まだ青さのほとんどない山肌に、辛夷の白い花と梅のピンクに白、桜も枝先が染まってきています。

本当に幸せです。

さて、花まつりはお釈迦様の誕生日ですが、ほとんどの人が知らないという不思議。

キリストさまの誕生日のクリスマスは祝うのにね~

明治以降の廃仏毀釈のせいなのか戦後の宗教色を無くす教育のせいか、はたまた日本人の緩やかな宗教観の

せいなのか、不思議の思います。

最近のカレンダーは大安、仏滅も乗っていないものも増えました。

長く根付いた習慣が亡くなっていくようでさみしく感じます。

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